千利休

ハドソン川の奇跡の千利休のレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.0
〈誰も死なない死の映画〉
絶望的な死の中から逆説的に死を輝かせるというのは半ば定番の手法であるが、イーストウッド監督は誰も殺さずにそれをやってのけている。そしてポスト9・11の米国における最大の希望を彼はジョークを交えながら実現してみせた。彼が残された時間で伝えたかったのは、紛れもなく「我々は強い、生きろ。」というメッセージであったのだ。
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