たむ

アノマリサのたむのレビュー・感想・評価

アノマリサ(2015年製作の映画)
3.8
チャーリー・カウフマンさんは映画脚本に革命を起こしましたが、アニメーションの監督としても悪夢のような極上の世界を描き出します。
アニメーションである必然性はクライマックスでの怒濤の展開で明らかとなります。表現が実写を超越します。
カウフマン脚本を読み解く鍵は、人間の脳の仕組みにあると言われますが、突き詰めれば、悪夢の正体であり、他者とわかりあいたいという願望と挫折なのかもしれません。
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