アノマリサの作品情報・感想・評価

「アノマリサ」に投稿された感想・評価

アノマリー:Anomaly
ある法則・理論から見て異常だったり、説明できない現象や個体等を指す。(Wiki調べ)

ジャケットの俳優さんに違和感あるなぁ、と気になって観てみたのですが、なんとストップモーションアニメのお人形さんでした。

これはなかなかの変態っぷり。人形の動きがリアルでスムーズなのはもちろん、人の表情や仕草などが、非常に細かく描かれています。

きっと、人形一体動かすだけでも大変だと思うのですが、主人公の後ろにエキストラが何十体も居て、それが同時に動いて、その一体ずつちゃんと演技してるんです。その緻密な作業量のことを想像しただけでも、クラクラ気が遠くなり、吐きそうになります。

物語の内容は、主人公のマイケル・ストーンが、他人と異なるリサという女性に恋する話。だから「アノマリサ」というタイトルになるわけです。

この作品は、ストップモーションアニメなのですが、完全に大人向け。絶対子供には見せられません。

内容も少し難しく「マルコビッチの穴」的な雰囲気を醸し出しながら、隠喩が幾重にも重なっている感じです。

僕は作品に込められた隠喩を、少ししか理解できなかったので、この場では何も語れません… 残念。

小難しい映画が好きな方、もしくはストップモーションアニメが好きな方は是非観てください。色んな意味でビックリすると思いますよ。
よく分からなくて色んな方のレビューみてたけど、色んな解釈ができるんだねえ〜!映画は広いナーと改めておもった。

とりあえずゴムはつけなさい。
Chiarums

Chiarumsの感想・評価

3.4
あえてストップモーションで表現するなんて! 着想に脱帽。
ストーリーはビタースイートな大人映画。
色んな意味でw
よくできた作品だと思うけど、ラストは言い知れぬ物哀しさが...
この苦味を深く落とし込めるようになるには、もうちょっと人生経験が必要かな〜なんてしみじみ思いました^^;
むーた

むーたの感想・評価

3.5
ノンストップアニメーション独特のぎこちない動きや、お人形の肌のふわっとした質感などから、若干のノンストップアニメーションのぬくもりは感じるものの、お人形も何だか気味悪く、へんてこな世界観で、完全に大人のための映画、子供が観ちゃ駄目なやつです。

主人公のおっさんは常にイライラし、人生に退屈している様子が伝わってくる。
こういうおっさん、結構日本のサラリーマンにいるイメージ。。だから日本が沢山出てきたのかなぁ、とか思ってしまった😅

だけどおっさんを観ていて、自分が仕事がくそ忙しくて辟易していた時を思い出しました。世界が単一に見えてしまう感じ。仕事や生活に若干病み中な人は、ちょっと共感する描写かも。

そして何故か、おトイレシーンやベッドシーンをまるっと観させられる、、😂気まずいし、そこは省略してよ!😂こんなの初めてです。
子供に買って帰るおもちゃも気持ち悪い。。😭

このおっさんは、非常に視野が狭くなってしまっていると感じた。周りに依存したりイラつく前に、自分を見つめ直し、ハッピーになれる努力をするべきだなと思った。

だけど日々のルーティンや多忙な生活で視野が狭くなっていくのはすごくよく理解できる。自分も気をつけよう。。
不思議な映画
この手法でなければ表現できなかったであろう演出。
絶望と希望を抱いたからこその絶望。
声が聞きたいけど聞きたくない。
人々が背景に溶け込み、そして誰もいなくなる恐怖。
のぞみ

のぞみの感想・評価

3.2
人形とは思えないすごさ

人形でしかできない表現
どっちもあって🤭

ごっつええ感じ
u2ki

u2kiの感想・評価

2.0
クリエイトが素晴らしかったのでリアルな人が演じるとただきしょいと思うんだけどそんなに駄目じゃなかった。
解説もみたいな。
少し物足りなさはあるが楽しめた。
撮り方がとても工夫されていて、素敵だった。
自分の理解力のなさから何が起こっているのか、いまいちよくわからなかった。主人公マイケル・ストーンにとって、周り人すべてが、同じ声に聞こえ、同じ顔に見えている。その病気であることさえも気づけなかった。

だから、観終わった時、この話はなんのこっちゃいと言う感じだった。自分の受け取り能力の低さが悲しくなる始末 笑

ところが、前述のことを理解してから、もう一度観てみると、マイケル・ストーンがオリジナルの声を持つリサを見つけるために、ホテルの部屋いろんな部屋をノックして周る気持ちもよくわかる。

結局、リサの食事の食べ方、上から目線の話し方に失望したことで、同じ声に聞こえてきてしまったときの失望感。そして、やらなければならない最後の仕事上の講演。主人公の精神がどん底まで落とされるのにも納得がいく。

要点がわかればとてもシンプルなストーリーだった。けれども主人公の悩みは複雑。誰にも理解はしてもらえない。

人形自体の気持ち悪さはあって人は微妙だったけど、建物や乗り物が丁寧に作られていて、映像に飽きることがなかった。

人はさほど個体差はないのに、滑稽なことに自分にとっての特別をいつまでも追い求めてしまうものだ。

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションアニメーション。
マイケルは講演に訪れた街のホテルでリサと出会う。マイケルは誰の声も、息子や妻の声でさえ同じ声に聞こえていたのだがリサの声だけは違っていた。ひかれあい一夜を共にする二人。しかし、朝になり朝食を取っているとき、リサの食べ方の癖が気になりそうしているうちにリサの声も皆と同じ声になってしまう。
講演も失敗しリサとも別れ失意のうちに家に戻るマイケル。家では妻、息子、友人が暖かく迎えてくれるがマイケルの孤独は癒されない。
よく練られている作品だが個人的にはこういう練られた作品は苦手。頭で考えて作られてる気がしてしまう
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