この映画グアテマラのマヤ系先住民の物語。
グアテマラって何処にあるかっていうと メキシコの南、ユカタン半島の真下です。大きな火山が3つあります。
公用語はスペイン語なんですが、マヤ先住民は46%おり、映画の中もカクチケル語だ。
物語を見たと言うよりドキュメンタリーを見たっといった感じ。
主人公の少女マリア 17歳。最初はお世辞にも美人とは言えません。しかしこの監督の演出素晴らしい。ドキュメンタリーモドキのリアルな映像の中に少女の艶っぽさをうまく表現していきます。段々可愛く見えてきます。少女が醸し出す大自然の中の生命力がそう見させるのでしょう。この演出は大したもですね。
監督はマヤ族の赤ん坊誘拐の現状を問題として取り上げたようですが、僕は生活の一部である火山のある大自然とこの自然に逞しく生きる人々に唯唯感動しました。