火の山のマリアの作品情報・感想・評価

「火の山のマリア」に投稿された感想・評価

舞台はコーヒー農家の国、グアテマラ。

(※メキシコのすぐ下!スペイン語圏)

自然に囲まれ、火山の麓で伝統的な暮らしを続けるマヤ人たち。

生活は貧しい。彼らはマヤ語しか喋れない。


主人公のマリヤは両親とこの地で暮らす。

貧困、結婚や妊娠、人身売買、と扱われるテーマ自体は息苦しい。

だけど目をそらすことができないのは、日本で生きる自分たちも経験する感情や、人間の生活そのものがそこに描かれているからだろう。

彩られた伝統衣装はそれらを象徴するように染められていて、美しい。

そこにあるのは人間の生き様と愛だった。

俳優すごく良い。

マリヤも、その母親も、とても良い味を出していた。

いろんなことが起こる。

その時々のマリヤの感情は、彼女の目で語られる。
何があっても娘を責めず、守ろうとする両親の姿は心に刺さった。


私たちにの理解に及ばない貧困の形が、上手く描かれている。

そういう地では特に、女性は生きづらい。

世界の片隅に想いを馳せる。

映画を通し、グアテマラの珍しい生活を垣間見ることができる。豚の解体、火山崇拝、霊導師、人身売買、etc…。

それらの風習・生活は我々の目には遠いものにみえるが、主人公マリアの置かれた状況は万国共通で共感できるもの。

どんな社会でも若者の抱える悩みはそう変わらないのかもしれない。
ラスト、マリアの目が語る現実に遣る瀬無さを抑えられない。
70点
616

うまくいかない事ばかりだったけど、こういう映画嫌いじゃない。
yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.5
女性であるが故に 無知であるが故に 貧困であるが故に 他人に使われてしまう。心を持ち 痛みも感じる人間を 信仰心を持っているはずの人間が利用する。マヤ人 17歳のマリアは 逃げ出したくても 逃げられない現状の中 瞳から光が消える。マリアの行動により 生活を追われてしまう両親。それでもマリアを責める事なく受け入れる姿勢が美しい。
nnn1909

nnn1909の感想・評価

3.9
とある不都合から残酷な運命に落ちていくタイプの話


https://www.google.co.jp/amp/s/hm-hm.net/drama/火の山のマリア/amp
Yukki

Yukkiの感想・評価

3.5
日本語版もあるんだ
火山の下で暮らす家族の話
沈黙が自然の壮大さを表現するようで心地良い
ずーか

ずーかの感想・評価

3.0
ずっと日本に住んでいる自分にとって、なにもかもが未知に感じた。
RT

RTの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ行ってほしかったが、親の目とかリアルに考えると難しいのかな
AR2

AR2の感想・評価

3.0
前半は固定されたカメラの画が中心だったのにくらべて、物語が大きく転回する終盤の手持ちカメラの映像表現が印象的。言語、移民、ジェンダー、文化、生業等々さまざまな格差に関する問題を内包していて、考えさせる映画。
Shizuku

Shizukuの感想・評価

3.8
生命の神秘、現実、様々なものに向き合い生きている人達の様子がとても美しく見えた。
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