古池

火の山のマリアの古池のレビュー・感想・評価

火の山のマリア(2015年製作の映画)
3.7
生きるって、大変だな。後半、えらいことになったな…と。 そして、あのラスト。クライマックスだと思われる、あるシーンのヒロインは鬼気迫っていました。
生活は続いていくから…。しんどいことも、ある…。
火と、月、山の風の音が印象に残りました。
ヒロインは、横顔というか、斜め下から?の表情が美しい。織物の衣装が、きれい。
一番観客にとって感情移入しやすい人物は、ヒロインの母親でしょうか。
冒頭の豚のエピソードにも、前半は意識を持っていかれてしまいましたが。
しんどい物語ですが、美しさや静けさが後に残りました。
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