土屋ノリオ

光りの墓の土屋ノリオのレビュー・感想・評価

光りの墓(2015年製作の映画)
3.3
木々の揺らぎ・鳥のさえずり・鶏の親子などの生命の宿るもの。扇風機・水力発電・エスカレーターなど生命の宿らないのもとの対比。古いものと新しいもの・夢と現実・夜と朝・身体と心・こっち側と向こう側。この作品は「観る側に考える時間」を与えさせ、その人の感性を問いかけてくる。アピチャッポン作品なので体調を万全にして鑑賞したがやはり地味で退屈な映画です(笑)しかしオリジナリティーがありすぎて嫌いではない。
土屋ノリオ

土屋ノリオ