スピリチュアルでもありSFっぽくもあり寓話的でもあり、やっぱりこの監督は奇妙な映画を撮るなあと思っていたら意外と苦労せず観終えられた。どうにも咀嚼しきれなかったけど。というかこの監督の映画を咀嚼しき…
>>続きを読む穏やかな平穏と破壊が同居するショベルカーのショットで始まり、同じショットで終わる。掘り返された土塊の中で遊ぶ子供たちの姿は、破壊と再生の象徴に見えた。
この作品における、眠り続ける兵士は重層的な意…
タイとカンボジアの国境紛争のニュースを知る。
前の晩に、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』という映画を観たばかりだった。抽象的な表現と柔らかい呪文みたいに聞こえるタイの言葉、それに…
【第68回カンヌ映画祭 ある視点部門出品】
『ブンミおじさんの森』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品、カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンでは第2位に選出された。
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個人的にはブンミおじさんの森より好き。
アピチャッポンの夢と記憶の詩を集大成したような一本です。
明確な物語や結末を持たず、日常のように繰り返される眠りと覚醒。
個人の記憶と、国家の記憶が静かに交差…
アピチャッポン監督、他の作品もだけどサイケデリックと夢見心地が混ざったような不思議な体験。オールナイト上映というのもあって部分的に寝てしまいました。
かつて学校だった病院で眠り病にかかった元兵士達…
© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)