新作かと思いきや2015年作？
ガンガン画面が切り替わる独特なカットでちょっと観ていて疲れる。
銃を拾った男が警官になりすまし夜の闇を徘徊する面白そうな題材なんだけど、面白くなりきらず終了。残念。

新作の棚にあって何気に手に取ったら
〝全編が夜の闇に覆われたフィルム・ノワール誕生！〟
〝サイコ・テイスト溢れる本格ハードボイルド〟
とあって、あら好み！と裏を見たら
「日本統一シリーズの軍司眞人主演」
ってある。丸神会沖田理事長ですよ。
日本統一のコアなファンにとっては貴重な一作。しかも
〝コンプライアンスのため上映不可能と言われた映像がついに解禁！〟
〝銃を拾った会社員が都市のダークサイドに呑み込まれていく〟
なんて煽られたら見るしかない。
ちなみに監督は全く存じ上げず。
そしてこれはライツキューブ案件かと思ったらライツキューブ系列別レーベルJIGGY FILMSからの販売・レンタルだそうです。

一般人が銃を拾う………というと中村文則原作の『銃』『銃2020』がありますが、今作はよりシンプルという感じ。主人公イシガミの心情があまり描かれてないからかな。何しろあまり喋らない男だから。
けどやはり銃を拾ったら、とりあえず一発は撃ってみたくなるのは共通なんだなw
そして普通ではいられなくなる、と。
イシガミ（軍司眞人）も現実と幻………というかまるで乖離性の統合失調的と言っていいくらいの精神状態になっていくわけで。
自分が自分に何か仕掛けている？記憶にない。どこまで現実なのか。どこまで妄想の世界なのか。
観ていてこちらも混乱します。
おまけに登場人物が多い。

信太昌之演じる吉本もナゾ〜！！
電話シーンでの信太さんの自然さがスゴイ。アドリブ？にしても芝居してるように見えない自然さで、より一層物語的にも混乱するんだよなぁ。

何しろ謎の多い話なんだが未回収？という感じです。

正直言ってラストは………どう解釈すればいいのかわからないw

でもいいや。
色んな軍司さんが観られたから！

見始めて思わず発したのが〝デカいな〜〟です。さすが１９０㎝はデカい。実際に街を普通に歩いているだけで刑事に間違えられるらしいですから軍司さんハマり役。

女の子にもたれ掛かられても冷静な軍司さん
女の子とホテルにいる軍司さん
女の子とご飯食べながら楽しげにお喋りしてる軍司さん
パクった車をボトルウイスキーを飲みながら運転する軍司さん
走る軍司さん

これから沖田理事長を見る目が変わりそうですw

• #軍司眞人
• #日本統一

世界観は好き！
拳銃手に入れて〜の設定までは良かったけど、その後の展開が本当に勿体なく残念！
理想と現実を織り交ぜていくのはいいけど、ごちゃごちゃ過ぎて結果何がしたいのか分からない！
映像のコマ割り？カット割りが切替多くて酷いし、全体的にセリフが聞き取りにくく、その中でも警察の１人は何言ってるか全く分からないくらい酷い！
無駄に脱がし過ぎ！