『2018年最後の鑑賞作品です』
ジャケットからして、どこか素朴な感じがする作品かな?って思って鑑賞。
脚本のセンス。
言葉から生まれた言葉が日常のリズムに乗り切れない感じとかが、僕にとって鑑賞している絶妙的なクセになる。
日々、単調な日常に、1人の赤色の液体が混ざりあうことにより、立体的な側面に歪みが生じる。
その時感じるんだよ。
安定という不安定さに。
一つ一つの出来事が、虫の鳴き声とタバコの煙によって空間を生み出し、より先鋭さを増すということを。
もう、消えてしまったと悟ってしまった瞬間、
とてつもない寂しさと、嘘のほうがどれだけ満たしてくれたのかと。
そのように感じさせてくれた作品でした。
今年2018年最後の鑑賞作品でした。
みなさん、今年は大変お世話になりました!
それでは、よいお年を!