ふきげんな過去の作品情報・感想・評価・動画配信

「ふきげんな過去」に投稿された感想・評価

「なんで?」「知らない」
登場人物全員が不機嫌で、その不機嫌な人たちが繰り広げる不機嫌な会話が最高にクール。これは脚本が素晴らしいに違いないと思い検索してみると、監督脚本は前田司郎となっていた。この監督の作品を少し調べてみることとする。

二階堂ふみが天才なのは知っていたが、あの小学生役の女の子の演技も相当凄かった。

外国人の野村さんの「…五分五分」の発言も最高にクールだった 笑

北馬場参道通り商店街がいい味を出していた。

傘の先っぽに犬のフン…
ワニのプライバシーに配慮…

その発想が最高。
小泉今日子、二階堂ふみ
たらたらとしたやりとりが続く。
変わった感じの映画にしたかったのかな。
橘

橘の感想・評価

3.6
「見えるものなんて見てもしょうがないでしょ」
ひたすら不機嫌な果子が感情を爆発させる所も、最後の嬉しそうな所も好きでした。不機嫌なのに魅力的って不思議。
会話が面白かったです。ひたすら気怠く適当に喋ってるのが現実的でした。でもある程度の年齢の人から「なんで」を連発されるのって責められてる感じがちょっとするな。。
姪っ子がめっちゃ可愛かったです。

ひたすら不機嫌な二階堂ふみさんいい。不機嫌なところと好奇心が混ざってるところ、ただ拗ねてるところ…改めて演技力高いと思いました。
胡散臭さ満点でも格好良い高良健吾さんや、孤独で気怠いけど傘で刺されても包容力…と思った小泉今日子さんも良かったです。
子役の山田望叶さんも、「つまんない」が広がっていましたがキラキラさせてるところもあって可愛かったです。周囲の大人がああだったらこうなるよな…な子どもでした。

姉妹の男女関係の確執はドロドロしてるな…と思いましたが、勝ち負けにこだわってる方が負けている気がします。

「爆弾は手段じゃなくて目的。崇高なのは爆発だわ」

豆料理美味しそうでした。
映像も綺麗。スタイリングも好きだと思っていたら伊賀大介さんでさすが。
haaaan

haaaanの感想・評価

-
2020 小泉今日子が出ているせいか、どことなく私立探偵濱マイクの感じがした。よく意味はわからないけど、それがいい。町の風景や喫茶店、かこのファッションが田舎じみてて好き。
koris

korisの感想・評価

3.0
名前がカコなのがいい。お母さんが未来子なのも。二人が一見対比しているようで繋がってる、つまり親子であるという繋がりがあるところがニュアンスで伝わって来る。 私は思春期、どんな子供だったろう。こんなに不機嫌の毎日も過ごしつまらないとつぶやいていただろうか。じつの母親に会って大きく変化したことは何もなかったけど果子自身には変化があったと思う。死んだと言われていたじつの母親に遭遇したことで混乱し、動揺した上で未来子に思いをむちゃくちゃなままぶつける姿が思春期っぽい。
aoi

aoiの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あんたの見てる未来ね、それただの過去よ。見えるものなんて見ても、しょうがないでしょ。
⚠︎「続きを見る」以降、一部ネタバレあり長文 ⚠︎

Amazonプライムビデオでの配信が終わる前に駆け込み視聴。

いつも不機嫌な主人公・果子は平凡で退屈な毎日に飽き飽きしている。口癖は「つまんない」「わかんない」。同じく気難し気な周りの大人達、謎の男・康則、突然現れる死んだはずだった何かとぶっ飛んだ未来子。まあこの辺りまではあらすじの予想通りだが、一切動かない(人形)の赤ちゃん、運河に現れたワニ、ワニに赤ん坊を食べられたと槍を持って運河を見張る海苔屋の奥さん、マントで給水タンクから飛び降りる康則など全体的に設定が普通じゃない。内容は別にコメディではないのだが、まあこれは冷静にツッコんじゃダメな作品なのだということは観ていく中で理解した。

展開は、特に大きなドラマもなくのっぺりと進むのだが、残り20分あたりで果子の怒りや喜びの感情が表に出てくるシーンとなり面白くなってくる。未来子との土手のシーンとか母・サトエとの軒先のシーンなんて凄く好きだなぁ。あとラストでもう一度再会した後の「あんたの見てる未来ね、それ全部過去よ」のセリフが良い。

そして、果子は何故あんなに不機嫌で現実世界に満足できないのだろうと考えるとき、未来子と出会えてなかったからという結論が出てくる。うすうす生みの母親は別にいるんだろうという思いを抱えながら生きてきた果子は無自覚に彼女の何かのピースが欠けた状態にあり、その何かを埋めるような非日常な出来事を求めていたのではないか。映画内でそれを悲観する果子は描かれていないし、恐らく悲観もしてないだろうからあくまで無自覚で、決して「母親との再会」という直接的なものではない。屈折した彼女なりのないものを満たせる何か、だ。それがワニだったり、爆弾だったりするのかも。少なくともそれはセックスではなくて、もっと純粋なもので、稀有なもので。そういう意味で果子はとても子供に感じた。

そんな果子が、未来子との出会いによって劇的に変わるかと言えばそうではなく、それは微々たるものにしか視聴者には感じられないかもしれない。しかしながら、「見えるものなど見てもしょうがない」という果子の言葉と最後の笑顔は我々に前向きな未来を想像させる。

登場人物それぞれが掴みどころがなかったり、無愛想だったり、良い人でもないのに、憎めない映画だった。特にカナ(山田望叶)、次いでサトエが好き。(でも父親だけはただのヤリ◯ンとしか思えませんでしたごめん)
はっち

はっちの感想・評価

2.8
何が言いたいのかよく分からなかった…。
思春期はいつもイライラしているって話だろうか。
赤ちゃんぐったりしてるし名前はないしホントに生きてる設定だったのか…(´∀`;)
女たちが集まって豆の皮剥きながらわちゃわちゃ愚痴言いあう毎日も楽しそうだなと思った。
みの

みのの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あなたの見ている未来
それはただの過去よ
見えるものだけ見たってしょうがない

終始不機嫌なかこみたいに
世界がどうしようもなくつまらなくて
想定内のことばかりしか起きなくて
どこか違う世界に行きたいとか思うけど

見えないものを見てみようと思ったり
違う世界に行ってみようと自分が変われば世界は案外面白いのかなぁと思ったりね。
金春色

金春色の感想・評価

4.0
退屈に倦んだ主人公の日常に突然現れ波紋を広げる伯母。モヤモヤした感情を発散することも言葉にすることもできない主人公と過去も今も爆弾でどうにかしようとする伯母。終始ふきげんな主人公が最後に見せる笑み。伯母の過去はハッキリとは明かされないし、あの後どうなったのかも分からない。でも人生は劇的なことの連続というわけではなく、大したことない日々の積み重ねでしかなくどうってことも起こらない日ばかりでそう簡単に人生は変わらない。主人公の心情に変化が生じた最後、ちょっとだけ日常が良い方に向かうのかなと思わせられる。なかなか深いセリフがあり良い。
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