鑑賞したが最後これから先の人生、永遠に結婚式で笑顔を作れなくなる映画。
主人公の陥れららっぷりは流石に漫画だと思ったけどこういうひと身近に居る…と顔と名前が浮かぶ範囲で思わされるようなキャラだったので確かな説得力がある。
けっきょく悪人の綾野剛との関係性は断ち切れないしむしろ依存したままだし、映画を通しての主人公の成長ってもんがまったくないのはどうなのと思いつつこれがリアルだと納得してしまう自分がいる。
一番の見せ場はやっぱりCoccoとの結婚式のシーンな訳だけど、女同士のウェディング撮るのにこんなに追いつめないといけない理由がなんかあんの？という憤りとも絶望ともつかない感情を抱いてこれからの日々を過ごす。
