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リップヴァンウィンクルの花嫁のCEOのレビュー・感想・評価

4.6
何度か、普通の人ならなかなか経験しないような人生を大きく変える出来事に遭っても、その度に時の流れと、人と関わる事で傷が癒され再び立ち直る主人公の様子は、岩井俊二監督の言う「3.11後の日本」、つまり歴史上稀に見る大きな出来事が起きた後の人々の様子を表現していると感じた。
普段の生活で、些細な浮き沈みなどではなく、大きな谷となる出来事が人生で起きた時に、そのまま流されず、立ち止まれば何かあると思わせるような映画だった。
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