ミャクロッタ

コンカッションのミャクロッタのレビュー・感想・評価

コンカッション(2015年製作の映画)
2.8
巨大過ぎる組織にひとりで立ち向かうというような構図で見せるアメリカの闇の部分を描いたヒューマンドラマ。そういう役柄をいつもコミカルに演じて来たウィル・スミスが一切のユーモアを抑え誠実に真実を追求していく。これも彼の映画でよく観る気がするが、“さあ、これからだ!”というところまでで話が終わる(だったり経過報告)。きっと単純にスポーツ界だけでなく、アメリカ社会全体に大きな影響を与えるという、コトがコトなだけに、解剖医ひとりの動きから明るみになるまでにはトンデモない壁と苦労があったであろうというのは感じれた。登場した瞬間から完全に悪役側だと思っていたアレック・ボールドウィンのバイプレイヤーっぷりが光った。
2018.12.28.
WOWOW(吹替え