「巨大竜巻の可能性はある。」
12月22日木曜日、テキサス州ダブリン。ゴロゴロと雷が鳴っている夜、一台の車がやって来ました。奥さんはモーテルで休むことを提案しますが、夫は一晩中走ればテキサスに着くとドライブを続行させようとします。
休憩のためのレストランにいると、緊急速報が流れてきました。大きな竜巻がやって来るそうです。
テキサスを覆い尽くす史上最大級の竜巻の話です。
日本では大きな竜巻は発生しませんが、アメリカの竜巻はすごく危険のようですね。
竜巻自体も恐ろしいですが、竜巻によって起こる火事などの二次発生も怖いです。
テキサス大学の大気研究科の教師である主人公は天気キャスターの奥さんとうまくいっていません。それによって、大きなすれ違いが起こり、間違った報道がなされてしまいます。
春に起こる竜巻をクリスマスを舞台にしたいがために、温暖化を理由に竜巻の時期を早めるというストーリーは、リアルさに欠けます。竜巻の多いアメリカでは、よりそんな違和感があるでしょう。
そんなリアリティに欠けるところが、多く見られる残念な映画でした。
ストーリーは、うまくいっていない家族が巨大竜巻を乗り越えるにあたり、キズナを深めるという、よく有りがちなものです。
「凄まじい光景が広がっています。」
…娘を連れて助けに向かうと、娘も危ないのではないでしょうか…