『散り椿』木村大作監督作品。
明治時代に軍の日本地図を完成させるという命令で測量部がまだ誰も登頂していない剱岳に挑む物語。
劇場公開時以来、約15年ぶりに鑑賞しました。
その初見時はとにかく見事な立山、剣岳のダイナミックな映像に感動した事を覚えています。
もともとカメラマンとしてかなりのキャリアをお持ちの木村大作が初監督するという事で当時話題になったんですよね。
今回はスマホ画面で見たのですが映像の素晴らしさは充分伝わってくる。
CG使わないでこれらを撮ったのは凄すぎる。
ストーリー自体は地図を作成する為に測量云々という地味な話ではあるんです。
『八甲田山』のように分かりやすいものではないにしろ、これも生死がかかっているわけで。
その生身の自然の厳しさが画面を通して感じます。
これは本当に映画館の大スクリーンで見ておいて良かったと今でも思いますね。
