イトウモ

愛は存在するのイトウモのレビュー・感想・評価

愛は存在する(1960年製作の映画)
3.0
モーリス・ピアラの処女中編。戦後直後の田舎の農村を郊外から、仮設住居まで散歩。カーテン、壊れた屋根、廃屋の扉、建物が「捲れ上がる」ことの色気に酔う。そこから子どもの泣き顔が覗くとき、ピアラがドライヤー的なマチュールを追求する作家でもあったと思い出す