このレビューはネタバレを含みます
恐竜図鑑や、(USJでない)恐竜関係のアトラクションで見てきた、カタストロフィックな世界が映像化され、思わず童心に返り見入ってしまった。
つい前半のスペクタクルに目を奪われがちだが、映画を通してみることによって、旧約聖書的テーマが浮かび上がる。
楽園追放、ノアの方舟、バビロン捕囚、エクソダス。
劇中で、恐竜達に1番近い存在である人物が象徴するのは預言者モーセ。
彼女がボタンを押すと、紅海は真っ二つに割れ、奴隷たちは開放された。
恐竜達が約束の地に辿り着く日は来るのだろうか?
壮大な旅はまだ始まったばかりだ。