てぃらみす

ジュラシック・ワールド 炎の王国のてぃらみすのレビュー・感想・評価

4.0
1作目の方が断然好きですが、これはこれで面白かったです。ちなみに一緒に見た母は2作目の方が断然面白かったと言ってました。まぁ私は恐竜とクリスプラットがかっこよければ、話はわりとどうでもいい勢なので(暴言)
多方面で言われてるとは思いますが、アホな人間が恐竜を自分たちの世界に持ち込んで…っていうのは、ジュラシックパーク2作目の「ロスト・ワールド」に似てるかな?

J.A.バヨナ監督の作品を、偶然ですがあらかじめ見ておいて良かったです(「永遠の子どもたち」「怪物はささやく」)
後半は特にバヨナ監督のカラーが出てて面白かったです。大きなお屋敷で恐竜とバトルなんて斬新…!スペシャルサンクスのところにギレルモ・デル・トロ監督のお名前がありましたが、何かしら協力してたんでしょうかね…
今までのジュラシックシリーズに無い作風だったので、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、新鮮味はかなりあったと思います。

作品全体を通したメッセージは、「猿の惑星」前日譚ですでにやってるような「人間の傲慢さが人間を滅ぼす」で、そこはあまり新鮮味はなかったです。とにかく出てくる人間(特に主人公の敵になる人たち)がアホの極みみたいな人ばっかりで、「猿の惑星」同様恐竜の立場になって見てしまいました。笑
恐竜オークションのシーン、恐竜を兵器として使おうとしてる武器商人や、見栄のために恐竜を買おうとしてるセレブ達を、インドラプトルちゃんが全部やっつけてくれるのかと思ったんだけどなー。笑

ブルーたんが相変わらず可愛いのは置いといて、インドラプトルちゃんも怖可愛かったよ…!悪役のおっさんがインドラプトルちゃんの歯を抜こうとしてるときに、しっぽふりふりしてカメラ目線でニヤッてするの可愛すぎる…!ちなみにフィギュア買おうとしたら母に全力で止められましたw(そんな母は恐竜の下敷き買ってましたけど←)

人間キャラは前作よりもこっちのほうが上手く描けていた気がします。少なくともハイヒールダッシュはなかったし。笑
クレアがかなりたくましくなってたのと、ブライスは前作のおかっぱ頭よりも今回のポニーテールの方が100億倍良かったです。
クリスプラットは言わずもがなかっこよかった…!もう3作目は彼とブルーたんが生き残ってくれればいいです(暴言パート2)
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