ねごと

ミュージアムのねごとのレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
4.0
んー昨日「ドントブリーズ」を観てしまったからか、サスペンスとしては少し物足りないかな。

だけど終盤の畳み掛けるような展開には引きこまれた。「ほぉ」って声に出てしまいそうな場面も。劇場がけっこう満員だったからガマンしたけど。

いろんなところで「グロい」って評判を聞いてたからそのつもりで行ったけれど、個人的には全然大したことなかった。予防線を張りすぎたか…

それにしても妻夫木くんはすごいなぁ。「怒り」との振り幅!
あのエンディングはカエル男でさえ予想できなかったんだろうな。

【パンフレット】720円
・ストーリー
・キャストインタビュー(コメント)(小栗旬、尾野真知子、野村周平、松重豊、妻夫木聡)
・監督大友啓史インタビュー
・カエル男のミュージアム
・コラム2本
・オリジナルコミックス
・スタッフインタビュー(撮影、美術、装飾、特殊メイク・造形デザイン)
・プロダクションノート

「ドントブリーズ」に比べると少し物足りないと言ったけれど、ことパンフに関しては完全にミュージアムの勝ち。同じ値段だとは思えないボリュームの差。コラムのうち1本ら柳下穀一郎氏(肩書きが殺人研究家!いろんな研究があるなぁ…)が映画史上の殺人者や現実の殺人鬼のこれまでの変遷をアートに絡めて語っているもので、これがなかなか面白かった。
それとあのエンディング、原作にはなくて映画オリジナルだったんですね。
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