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野生のエルザのsamiamのネタバレレビュー・内容・結末

野生のエルザ(1965年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

先日ミアとホワイトライオンを観て、小学生の時に観た本作を思い出した。近所のTSUTAYAで見つけることができたので早速レンタルして鑑賞。

約半世紀前の鑑賞だったので、流石に詳細は覚えていなかったが、実話だということ、エルザを野生に返したこと、後に会いに行った時に子ライオンを連れて出てきてくれたことはおぼろげながら覚えていた。
私が思うに「ミアとホワイトライオン」で野生に帰ったチャーリーとの再開シーン、チャーリーが子ライオンを連れて出てくるシーンは本作へのオマージュではないかと。。。違うかな?😅

「ミアと。。。」でも唸ったが、主人公がライオンと戯れるシーンが凄い。55年前なのでもちろん本作もCGなどは無い。大人のライオンにこれだけのことができるとは😲。。。やはり撮影前に何年も一緒に過ごしたのかな?
エルザが象の群れに対峙するシーンも迫力あったー!

本作は野生に返すことがメインのテーマだったので、その部分に重点が置かれ、時間を掛けて丁寧に描かれている。
動物園に入れればいいじゃないかと言う旦那さんと激しく衝突してまで、野生で生まれたのだから絶対に野生に返して自由に生きさせてあげたいという主人公ジョイの信念が凄かった。
野生に返す訓練中、食料にありつけず痩せこけた本人(本獅子か😅)の写真が映されていたが壮絶!ほとんど骨と皮。最後は無事に野生化できて本当に良かった。。。
「ミアと。。。」ではそこら辺はかなりはしょられていたがご愛嬌。まー、ホワイトライオンはその保護区のレジェンドだったから、すんなり受け入れられたということかな。😁👍
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