seapony3000

花芯の誘いのseapony3000のレビュー・感想・評価

花芯の誘い(1971年製作の映画)
4.0
空き地の中にポツンと建つ掘立て小屋で黒人にレイプされる場面だけしか記憶になかったけど、記憶を戻すためにまた暴行を加えるって本人の意思に関係ない、よかれと思って作戦もどうかしてるけど、兄と恋人によるこんなだったんだろうレイプのシチュエーションが勝手な憶測すぎていちいち面白い。髭面のタクシー運転手高橋明、やくざに襲われるのテーマでは、いったんチンピラにからまれたヒロインをわざわざ助けたヤクザの榎木さんが賭博部屋に連れてきて乱行。ここで盲目の女が舐める金の鈴は古都曼荼羅のピンポン玉でも。そして掘立て小屋でやっと覚醒。冒頭の学生さんの暴行から全部ノリを変えて頑張っている。サスペンスを無理矢理ねじ込むのもここからスタート?そして牧恵子さん。惚けた表情や乱暴されているときのちょっとブスな表情がなかなか味わい深い。ラストの銀杏並木のシーンは夫の目の前で〜も思い出す。簡単ではあるが縄と蝋燭もここからスタート。2021.10.22
seapony3000

seapony3000