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マザーハウス 恐怖の使者のmmのレビュー・感想・評価

マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)
3.2
謎の事件を現代と過去の視点で描く映画

30年前、自宅で夫と子を殺害した容疑で逮捕された女が、自宅軟禁の形で戻ってきた。当時何があったのか…

ベネズエラ産のミステリーホラー。握ってないのに指紋の付いたナイフ、消えた息子、謎の侵入者と謎だらけの事件を回想を交えながら解いていく物語。なので現代パートと過去パートが交える。
本作はミステリーの度合いが強く、ホラー色はかなり薄め。邦画に近い雰囲気。

後半の展開に驚き!複雑になりそうな展開を上手い編集で分かりやすく明かしてくれた。またエピローグが良かった。ここでもちょいとビックリ!余韻を感じさせる良い締め方だった。

派手な描写はなく、静かな雰囲気で少しゴシックに魅せる本作。目に付く矛盾はないのが良かったが…血文字で表現はなぜ…?
時間軸の使い方が面白い作品だった。
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