全体的に少し明るめな空気感だった。
マイク・タイソンとの対決はあまり面白く無かった。一見マイク・タイソンとイップ・マンが対決すると聞くと面白そうと思うのだが、やはり前作同様ボクシングとの相性が悪い。詠春拳の動きが軽やかな分、マイク・タイソンの動きがノロノロとしているようにどうしても見えてしまう。
話に深く関わるかと思いきや、あっさりと終わってしまうので完全にサービスシーンなのだろうなと。
今作は、武術家として、師匠として、父親として、そして夫としてと様々なイップ・マンとして戦う。
前半は師匠、父親など他のために戦うことが多かったが、後半は武術家イップ・マンとして戦う。やはり愛する人のために戦う彼も好きだが、武術家として戦う彼が一番カッコイイと思った。
個人的にはもっとブルース・リーとのシーンが見たかった。