インド発、親子の感動スポ根ストーリー。
正直、インドを舞台にしたインド人製作の作品ではあるけれど見慣れたボリウッドテイストな感じはあまり受けなかった。
理由は2つ。
①シンプルなストーリー。
自身の叶えられなかった金メダルの夢を娘2人に託す父親のスパルタトレーニングに耐えながらインド人女性初のメダリストになるまでのお話。ボリウッドでお馴染みの要素てんこ盛り感が無かった。
②ダンスが無い
こちらもボリウッドお馴染みの踊りが今回は無く。
*それでもほっこり心温まるのは間違いなしの良作。
シンプルであるが故に伝わる愛とメッセージ。
妹バビータの人柄が純粋で好きだった。
一流選手が幼少期に強いられることがありそうな親による強制訓練。そんな時に天秤にかけるのが遊びや青春でなく、社会における自分(女の子)の将来の扱いとはインド社会の実情にもハッとさせられた。
けれど一番衝撃だったのは父親役演じた我らがアーミル・カーンの役作りのための70kgから90kgへの肉体改造かな笑
試合シーンは本当に手に汗握った。