なんだか、久しぶりに王道の感動巨編に巡り会えた気分。最近のハリウッド作品は王道作品でもなんとか他とは違う毛色を出そうと凝ったエンディングにしたり、はたまたあえて語らずの考えさせられたりする作品が多い（ただ自分の観たい作品がそっちにいってるだけ？）印象だが、なんだか一昔前の素直な作風（音楽で盛り上げたり、悪者がはっきりしていたり、わかりやすいエンディングだったり）が逆に新鮮だった。ボリウッド作品、他にも観てみるかな。
おそらくこの映画の価値は、インド人の女性の地位向上にもあると思う。当然自分に語る権利はないが、インドに限らず、アジアの女性が活躍する姿は、それだけで胸を打つ。自分にはわからない葛藤や世間との戦いもあるのだろう。ただしこの映画はそこを変に強調していなくて、よい加減だったと思う。
最後にアーミルカーンに敬意を評します。
