「正しいことをするのは大切なことです。でも、優しいことをする方がもっと大切なことではないでしょうか。」
胸に響いた宮本の言葉。
正しさと正しさがぶつかれば戦争のようなことが起きる。でも、優しさと優しさがぶつかればもっと大きな優しさになる。宮本はそう言い放った。
今のネット社会がそうではないか?正しさを主張し、自分が悪者を裁いたような気になる。それは正しい意見なのかもしれないけど、そこに優しさはあるのだろうか?きっとないだろう。
今まで正しいことばかり私も追求してきたけど、もっと優しさを持てる人間になろう。
そしてもう一つのテーマ、結婚。
お互い、愛し合っていたのだ。ただただ「相手は自分と結婚して良かったとおもっているのか?」と不安になった故の離婚届だった。結婚って良いなぁ…と思えた。愛してくれる人を優しく大事にしよう、そう思える作品だった。
余談だが、
子供の名前の選択肢が正と優一なのも伏線回収出来ていてよかった。あとはエンドロールは最後までほっこりする演出だった。