2ヶ月ぶりになってしまいました。
重松清原作ということもあってシゲマツワールド全開だったなあ〜、、、言い回しとかもう完全に小説のそれである。
家族・学校・子供というシゲマツ3要素がぎゅうぎゅうに詰め込まれていました。ちょっとセリフが多めでくどい感じはあるけれど重松さんの言葉選びは嫌いじゃないので嫌にはならなかったです。
「正しいけど優しくない」ってセリフが印象的でした。
正しさももちろん必要ではあるけれど、それ以上に優しさを持った振る舞いができるようになりたいです。ビジネスで正しさばかりを軸にしているとプライベートでも正論冷血マンになってしまいそうなのが怖い。
自分の好きな人の料理を食べたり、好きな人に自分の料理を食べさせたりするシーンがとても温かみがあって良かったです。食は人と人をつなぐ。
外食や中食が増え、孤食なんて言葉もできている現代、改めてパートナーと食事の時間を共にする尊さ、幸せを感じた作品でした(朝も昼も晩も1人で食べた)。
料理ができる人って素晴らしい!もっと自炊極めます、、、