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裸足の季節のbelvedereのレビュー・感想・評価

裸足の季節(2015年製作の映画)
2.4
特定の文化や宗教を否定するのは本意ではない。
主人公の5人姉妹の自由を奪う叔父は、宗教や風習を自分の都合のいいように解釈している。宗教やカリスマ支配の恐ろしいところは、そういう愚かな人や悪意のある人物が、拡大解釈や曲解を、「敢えて」して、悲劇に突き進むから、と個人的には思っている。

5人姉妹を演じる女の子たちは、容姿だけでなく、表情が生き生きとして美しい。悲しくてやり切れない選択をする子もいる。でも末っ子ラーレの自由への渇望と勇気は、希望の光。彼女の目ヂカラ、ホントによい。

私としては、割と高得点です。
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