裸足の季節の作品情報・感想・評価・動画配信

「裸足の季節」に投稿された感想・評価

Taul

Taulの感想・評価

3.0
『裸足の季節』鑑賞。母国を題材にした女性監督のフェミニズムの訴え。姉妹のエピソードをドキュメンタリー風に積み重ねたのがうまい。映画の雑さやあざとさを隠し感受性に訴える。改めて知る因習が屈辱的で酷いが、それよりも少女達の美しさと生命力の輝きに心打たれる。末娘の強い瞳が印象的だった。
Huazhi

Huazhiの感想・評価

-
トルコの映画
なかなかに重たい内容

可愛い綺麗な少女たちの物語だけど、色々と感想がまとまらなくて難しい悔しい。
んーーーー難しいけど、これがこの世にある話なんですよね。勉強になります。
古い因習、それを信じて疑わない世代。
対して諦念で受け入れる世代と、更に縛られない決して屈しない世代。

冒頭のシーンに始まり、その対比を巧妙な脚本演出、そして見事なカメラワークと映像で作り出した物語。
五姉妹を演じた少女達の初々しいさ、美しさ、爽やかさが、そのまま自由への渇望に。
垣間見せる官能と共に、古い慣習との対峙が見事なくらい映像になっていた。
ただの青春ドラマではない、凄い人間物語だと思う。
riko

rikoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

祖母や周りの女性も、喜んで受け入れているわけではなく、この慣習に従う他ないと諦めていると思う。だからラーレたちを守る描写も少しあったのかな。ここに出てくる女性たちは実際の今の上の世代と同じで、変えられない慣習を受け入れることを良しとしているのだと思う。
ただ彼女たちの自由を助けてくれる人がいてよかった。あと、村をぬけて終わりだと思っていたら、先生に会うシーンまであったので少し明るい気持ちで終わった。
yuka

yukaの感想・評価

3.7
美しい5人姉妹の自由を奪う村の因習

1人1人が個性を持つ人間として異なる選択をするのが良かった

初夜に血が出ないからといって病院に連れて行かれるなんてぞっとする

説明的な描写がなかったから分かりにくいがとにかく叔父がクソ

しかし全男性がクソとして描かれるのではなく、彼女たちの逃亡を助けるヤシンの存在が輝いていた
いそ

いその感想・評価

4.1
姉妹たちも色合いもすごく美しくて綺麗な映像
学校に通い自由に暮らしていた時の5人は、すごく生き生きとしていて笑顔が多かったのに、どうしてその笑顔が失われていることに気付いてあげられないのだろうか。
「女はお淑やかに」「処女でないといけない」「お見合い結婚が幸せ」だなんて、昔気質の偏った考えの押し付けでしかない。
5人の幸せはそれぞれの価値観で1人づつ見つけるもののはず。自分たちが姉妹の人生を縛り苦しめている事に気付いていない、まったく悪気がない所が見ていて気持ち悪かった。
どんな環境でも自分の人生を諦めないラーレがすごくかっこよかった!
t

tの感想・評価

4.0
鳥籠映画でありながらアクション映画で素晴らしかった。立てこもりのシーンは確かに要塞警察とかロメロ作品ばりの恐怖があった。サッカーを観に飛び出すくだり『トラベラー』思い出したがこちらは無事観戦できてよかった。。(おばさんのスローイング協力の寄与もあり)トラック運転手は「善」そのものだった。
mumbleboy

mumbleboyの感想・評価

4.0
U-NEXTも前より良い映画が選べる様になって気がします。この映画も洋画ページで色んなテーマで作品を紹介している中での「美少女すぎる子役たち」というくくりで見つけました。普通に探していたら出会わなかった作品かも知れません。トルコ映画というのも多分初めて観ました。

ここからはちょっと内容に触れて(ネタバレはしないと思いますが)書きますが、どっちかというと何も情報を入れずに観た方がより楽しめる作品だと思うので気になる方はとりあえず観てみてください。僕個人としては凄くお勧めです。特に「ハチドリ」とか好きだった方はこれも好きなんじゃないかと思います。

最初はああ、トルコが舞台の映画って凄く新鮮だな〜って感じで、学校から帰宅する5人の姉妹と数人の男子たちが海沿いを歩いてはしゃいで1人が海にドボーンと入れられて次から次へと入っていって終いには全員で騎馬戦をやる始末でした。トルコってイスラム圏だけど以外と無邪気で開放的なんだな〜、ここから甘酸っぱい青春劇が始まるのかな、と思いました。。。が!、、これはそういう映画ではありませんでした。家に帰るとお婆さん(両親は既に亡くなっている)が激怒、何かと思いきや近所のお節介なおばさんが彼女たちが海辺で遊んでいる場面を目撃していて騎馬戦をやっているのを下半身を男子の首にこすりつけていたと、あまりにも最低な見方でチクっていました。後に叔父が帰宅し、娘たちは外出禁止になってそこから家の中で嫁に行くために家事を学ぶだけの毎日が始まる。

そこから様々なことが起きて特に末っ子のラーレの奮闘がめざましく素晴らしかった。これが2015年公開とそんなに昔でもないのに未だにトルコの田舎はこんなことがまかり通ってるのかと思いました。あまりにも保守的で理不尽すぎて、よかれと思って大人たちがやっていることが少女たちの人生の大切な時期を奪って人生そのものを狂わせてしまっていました。先日観た「カセットテープ・ダイアリーズ」でも主人公の少年は本当に良い子なんだけど保守的な親が良かれと思ってやっていることが彼の自由と可能性を潰していました。これは保守的な国や地域あるあるなのかも知れないですね。今まで皆んなこうやって生きてきたということがもうとっくに時代遅れでその長年のやり方は新しい世代には不幸の押し付けでしかない。

まあそんな憤りさえ感じてしまう理不尽さ満載な映画ではあるけど少女たちだけの純粋で無邪気な世界の描き方も最高でした。かなり昔に観た「ヴァージン・スーサイズ」もこんな感じだったかな(あまり覚えていないのですが)と思ったりもしました。間違いがあってはいけないとルールで少女たち縛り付けるのは彼女たちをちゃんと愛して信頼していないからだと思います。性愛は人生の醍醐味の1つだとおもうのでそれで思い悩んだり気づついたりすることがあってもそれをちゃんと体験させてやるのがベストな親や保護者のあり方なんじゃないかと思うのですが。

とにかく素晴らしい映画でした。
るね

るねの感想・評価

4.0
美しいけれど、美しいことを楽しめず縛り付けられている彼女らを観ているのは苦しかった。
冒頭の海のシーンは距離近すぎないかなってハラハラしたけど、その年代(小6~中1の狭間かと推測)なら距離感の認識が子どものままでもあり得ると思う。過剰な制限ではその認識を改めることなんてできないよ。
行き過ぎた慣習と制限にモヤモヤした…結婚した子は幸せになれたのかなあ。
Juri

Juriの感想・評価

3.7
あくまで極端に保守的な家庭として描かれてるけど、一体どこまでが脚色なんだろう 想像がつかない
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