このレビューはネタバレを含みます
面白かったー!
SF苦手だからどうかな~と思ってだけど、舞台が近未来なだけで内容は特にSFじゃないからよかったわ。
アレクサンダー・スカルスガルドがほんとよかった。
一途でピュアな主人公にきゅんきゅんしたわ。
喋れない役だから台詞は当然ないわけだけど、それでもあれだけの感情表現ができるんだね…すごいなぁ。
恋人が死んでしまった時の、実際には声には出ないんだけど、大声で大号泣してるところとか、ほんとすごい感情表現だなって圧倒された。
涙ボロボロ流すのもよかった。
裏社会を巻き込んでの大騒動になったわりに、恋人が失踪した理由が元夫との子どもの取り合いだったっていうのはちょっと肩透かしだったけど、でも子ども絡みのストーリーは大好きなのでそれはそれでよかったかな。
終盤の展開がほんと好き。
声を取り戻したっていうところもだけと、やっぱり子どもとのやり取りとかが…もう泣く。
ラストのブレスレットのくだりとか、すごい切なくて泣いたわ。
近未来のちょっと退廃的な町の雰囲気も素敵だった。
ああいうのをサイバーパンク的って言うのか…知らなかった。素敵な世界観。
アレクサンダー・スカルスガルドさらに好きになっちゃった~。ヤバいな。