BOB

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのBOBのレビュー・感想・評価

4.0
クリストファー・マッカリー監督が続投したシリーズ第6弾。🇫🇷🇬🇧{🇨🇳🇮🇳🇵🇰}

ソロモン・レーン捕獲から2年。シンジゲートの残党アポストルによるプルトニウム爆破を防ぐため、IMFが奮闘する。

"The IMF is like Halloween, a bunch of grown men in rubber masks playing trick-or-treat."

これも傑作。『M:I』作品としては、サスペンス要素の強い前作『ローグ・ネイション』がマイベストだが、アクション映画としては本作が断トツでシリーズNo.1。

アクションシーンがどれも素晴らしい。本作はシリーズお馴染みの潜入アクションより、陸海空全てで繰り広げられるチェイスアクションと、ヘンリー・カヴィルの肉体を生かした肉弾アクションが熱い。スカイダイブはシリーズ随一のクレイジースタント。バイクチェイス@パリは、前作から更にパワーアップしており、疾走感とスリルが凄まじい。『ポリス・ストーリーⅢ』を想わせるヘリアクションからのドッグファイト、『M:IⅡ』を想わせるタイマン&ロッククライミング、『M:I Ⅲ』を想わせる屋上ランチェイス@ロンドンも迫力満点で見応えしかない。

新キャラ含め、どのキャラクターも魅力的。

ソロモンレーン。世界の破滅を目論む、無政府主義者のテロリスト。2作連続のヴィランで、何度もイーサン・ハントを出し抜く辺りはさすがだった。ラストは、意外とあっさり、、。

イーサン・ハント。
・一人を救うことが世界を救うこと or 世界を救うことが一人を救うこと、で揺れる。
・初めて人を撃ち殺す。何も疑うことなく突っ走る姿に、何度か怖くなった。

イルサ。しれっと仲間になるやん。

ルーサー。イーサン・ハントの友人であり、父親的な存在でもある。イーサンへの信頼は揺るがない。

ベンジー。
・念願の変装マスクを被れた上に、肉弾戦まで披露。エンジニア出身のスパイエージェントとして着々と進化している。
・ロンドンでのランチェイスシーン。イーサン・ハントへの無茶振り音声ガイドが面白い。

ヘンリー・カヴィル扮するパワー系CIA捜査官オーガスト・ウォーカー、ヴァネッサ・カービー扮する武器の闇商人"White Widow"など、新キャラも大活躍。トイレにて、イーサン・ハント&オーガスト・ウォーカーに一人で渡り合った名もなき”ジョン・ラークの影武者”は、間違いなくシリーズ史上最強の格闘家。

IMF vs CIA。遠隔操作できるBMW。ビデオメッセージは『オデュッセイア』。

"What's done is done when we say it's done."

"Fate whispers to the warrior."
"A storm is coming."
"And the warrior whispers back."
"I am the storm."

367(再)
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