北海道警察の闇というか、悪事というか。
柔道の特待生的理由で道警に入った綾野剛が手柄を上げるためにSと手を組みのし上がっていくんだけれど、ついやり過ぎてしまう。ピエール瀧が逮捕されるシーンが時代も相まって印象的だった。題名からどんだけ悪いことするんだろうと思ってみたけれど極端な悪事は行ってないように思えた。検挙という名目の数を上げるためにでっち上げの検挙をしてしまうんだけれど、最初の正義感が緊迫し自身の経済面を困窮してきた故の末路だということがわかった。徹底して薬はやらないと言っていたにもかかわらず手を出すシーンは圧巻だった。一体どうやって演じているんだろう。もう本当に打ってるんじゃないかぐらいの迫力がある。最終的に関わった人たちが罪の意識と薬の影響でボロボロになっていく様は薬物への警告を示していた。すすきのなどが出てきて札幌市民としては楽しかった。
