クレール・ドゥニ監督 x ヴァンサン・ランドン、キアラ・マストロヤンニ共演。
黒澤明の「悪い奴ほどよく眠る」にインスパイアされて作ったそうだが、そちらは観てない。
正直言ってよくわからなかった。
ヴァンサン演じる船乗りマルコのもとに、妹の旦那が借金苦で自殺したと連絡が。仕事ほったらかしで自力で真相に迫っていく、という感じなのだけど。
借金をした相手をつきとめ、そいつのせいで妹一家がさらにとんでもないことになってたのに、復讐するかと思いきやその愛人といい関係になっちゃったり。よくわからん。愛人寝取るのが復讐だったのか!?
なんて思いながら観てたらさらなる展開に主人公も観てるほうも唖然。
全体的に暗い映像で序盤なんか部屋で観てると顔が判別できないほどだった。淡々と、途中見事な脱ぎっぷり(?)もありつつ進んであの結末。
後味悪いというか、ポカーンだった。
黒澤明のほうのストーリーはどうだったのだろう?と気になった。