オカルト博士

ガキ帝国のオカルト博士のレビュー・感想・評価

ガキ帝国(1981年製作の映画)
4.0
1967年の大阪
暴力団を後ろ楯に勢力を伸ばしてきた不良グループ北神同盟を相手に、どこにも属さないリュウ(島田紳助)チャボ、ケンの3人が立ち向かう青春もの。

「大阪キタでは北神同盟とホ-プ会の勢力争いになってるねん。」

「ホクシン?何やそれ、チキンラ-メン作ってるやつらか?」
「それは日清や(笑)」

もうとにかく島田紳助が面白過ぎるキャラです。監督どうこうより紳助がいいんですよ。全部アドリブでいけるやん🎵
存在感がすごい!

上岡龍太郎みたいなヤクザ居てそうやなぁ~。
この頃の北野誠イカつい顔してるなぁ。後に井筒監督と一緒に暴れて刑務所入っただけあるわ。

ストーリーはどんよりして重い。
ラストも悲しい。

ちなみに続編はお蔵入りになってる作品。
主人公たちがモスバーガーでバイトしていて「この店は猫の肉を使用している!」と言うセリフにモスバーガー側が激怒したのが理由。そりゃ怒るやろ(笑)

ケンカするシ-ンとか雑とか言う人がいるけど、それがええんやんか!ケンカってそんな綺麗なもんちゃうやろ?漫画ちゃうんやから~「クロ-ズ」の見すぎや!(笑)