SunO2

SEX発電のSunO2のレビュー・感想・評価

SEX発電(1975年製作の映画)
4.0
エネルギーが枯渇した2037年。馬や自転車に頼る生活。テレビも通信も途絶える中、SEX発電を思いつく主人公の教授。助手を使った実験の成功から、更なる大電力を求め、性欲の強い男女〜ホテルの支配人(ヤリチン)と子沢山な主婦を拉致。狂気の実験が始まったのであった...

『ファッキング発電』だの『マンチング』だの言語センスに長けた字幕。「君は皆とチンポ姉妹というわけだ」には爆笑した。被験者の女が機嫌を損ねると助手の女がおもむろに脱ぎ出して「私がヤリます!」みたいなの最高。ホテルの部屋に男女を沢山押し込めて、成功(性交に)すると電気が点くとか、電力不足でエレベーターが止まり、またまた助手が無理矢理男とやって発電したり賑やかでしたが、ラストは明るいディストピア風味でハッピーなのか何なのか。この時代に良くある文明風刺映画とも言えるが、ヌーディズム映画の趣きもある。
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