このレビューはネタバレを含みます
とにかく映像が綺麗だった。光の使い方が好きで、水と彗星の軌跡、月の輪が特に綺麗だった。
音楽も歌詞があるものをこんなに使っているのは珍しいけど、いい相乗効果が生まれていると感じた。特に最後のなんでもないや。
彗星が街に落ちてくるシーンは震災を思い出して苦しかった。そこと合わせて、三葉が亡くなっていたと分かった辺りから、音楽と映像で緊迫感と絶望感が伝わりすぎて怖かった。
「寄り集まって、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それが結び。」
映像、音楽、結び。たぶん、これが合わさって、綺麗だなって思った時に泣いた。