おきみやげ

君の名は。のおきみやげのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

空間を超越した入れ替わり。2人が会わずして起こるボーイミーツガール。なるほど面白いアイデアを思いついたものだ、と思い劇場に足を運んだ。
そして物語中盤に「時空を超越した入れ替わり」である事がわかり、物語は予想を大きく裏切った方向へ進展してゆく。
……ここらへんはワクワクしながら見ていたが、その後の展開があまり好きでは無かった。具体的には2人が会ってからである。多くの命がかかっているのに悠長しすぎでは!?そしてテッシーもよく変電所の爆破に付き合ってくれたな!?日頃から溜まってた鬱憤の捌け口としてちょうどよかったのだろうか?新海誠作品は「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」しか知らなかったが、観ている最中に何度も同じ監督か信じられなかった。
極め付けは“アレ”。掌に書かれた「好きだ」、これ見よがしに流れはじめるRADWIMPS。新海誠の気が触れて恋愛映画あるあるをし始めたのかと思った。僕とある友人は「大笑いポイントだよなぁ!?」だったが、リア充よりの友人らは「あそこが泣けるんだ〜!」であった。まぁ、つまり、そういう事である。
恋人と観て下さい。