新海誠の名を世界に轟かせた大ヒット作
東京に憧れる田舎の女子高生と、東京に住む男子高校生の精神が夢の中で入れ替わる青春ラブロマンス映画。
その圧倒的な映像美で世界中の映画・アニメファンを魅了したのがつい最近のことのよう。
もう４年も前なんですねぇ
設定は面白いし、キャラクターは好きだし、ストーリーも好きです。
キャストの演技は皆素晴らしいです。
目覚めと同時に徐々に忘れてしまう夢のような儚さをラブロマンスにうまく反映させており、そこが本作の一番の魅力だと思います。
しかし、中盤で映画がシフトする展開がかなり強引になってしまっていた印象。
その内容から考えてちょっとナンセンスな脚本もあった。
新海監督が歌に合わせて映像を編集することにこだわりがあることはわかるが、MVみたいな感じの映像は個人的にはあまり好きではない。
非常に完成度の高いアニメ映画だとは思うが、完璧かと言われるとちょっと微妙。
本作を観て『インターステラー』を思い出した人も、中にはいるのではないでしょうか(これ以上書くとネタバレになる)。
