あずき

何者のあずきのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
4.0
人間の裏の顔
そうなのだけれど…

何故かそれを観ても
嫌な気持ちにはならなかった

切なくて
なんだかいとおしかった

人の陰口は気持ちよくないけれど

そこまで追い込まれていく
ひとりぼっちで

それは真実だと思ったから

演劇してる人たちも
就活してる人たちも
個人の顔を映していくと

一生懸命で皆とてもきれい

追い込まない社会であれ
あってほしい

そう思う

朝井リョウさんの大ファンなのだけれど
この人は本当に新しい世代の
地に足のついた実直な
素晴らしい作家さんだと思った

何者のタイトルの意味に
やっぱり泣いた
あずき

あずき