何者のkyoのレビュー・感想・評価

終始ザラザラした感じが胸を包んでいた。内定をもらった友人が言う。内定って不思議な言葉だ、自分をまるごと肯定してもらえた気がする。では内定を勝ち取れなかった者の前途には何が待ち受けているのだろうか？自分が今の学生だったのなら、自分はとてもじゃないけど就活は無理だったと思う。希望と絶望が入り交じったストーリーがとてもリアルな感じ。終始笑顔がない佐藤健に、苦しい時こそ笑顔忘れずという言葉を送りたい。いや、自分にこそ言いきかせたい。