何者のFOURFINGERのネタバレレビュー・内容・結末

就活仲間の中にのび太君がいたら、きっと、
「コウタロウは自分の夢叶えて出版社に内定もらったうえに、ミズキちゃんを振るとはなんて贅沢なんだ！ミズキちゃんはかわいいし優しいし内定もらえて当然でしょー。リカちゃんはしっかりしているし英語だって出来るんだからすぐ決まるでしょー。タカヨシ君は何やかんや自分の考えちゃんと持ってるしどうせすぐ決まるんだー。ギンジは好きなことに一生懸命でそんな生き方が羨ましいよー。タクト君は頭がいいし説得力あるだろう？どうせあいつだってすぐ決まるよ。」みたいな事を言うだろうなぁ。仮にのび太君だけが内定を貰えずに他のみんなそれぞれ内定をもらったとする。のび太君は素直に涙を流して「おめでとう、よかったね。」って言ってくれそうだ。仮に自分は内定を貰い、他の誰かが内定を貰えずにいたとする。「ドラえもん、内定もらえる道具出してくれないか？あいつだけ決まらず見ていられないんだ。あいついいやつなんだ。内定もらえない事がおかしいんだ！ドラえもーん！」となるだろう。のび太君は人の幸せを願い人の不幸を悲しむことの出来る人間だからね。ははは。パパいい事言うよね。すみません。のび太の結婚前夜の感想になっちゃいましたけど、何者という作品を観て、真っ先にのび太君を思い出しましたよ。