ザウルス

何者のザウルスのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.0
僕は大学生の奴らが嫌いである。
楽しそうな青春をおくり、繰り返す飲み会。あぁ楽しそうだなこの野郎。
(そうですひがみです)

何者になりたいか見えぬまま何百万も払って大学に行くのが主流の日本。
何百万も学費払って就職出来ない人もいっぱい。

最悪だよねー。

だからより就活って辛そう。
俺には耐えられん。
そうゆう流れが当たり前なこの日本。大学至上主義の空気を作りながらも就職難。
正社員に慣れないと人間失格な空気感。ほんと生きづらい。

そんな生きづらい世の中にもまれる若者たち。本音を隠し、全員が探り合い。気持ち悪い人間関係。
この輪に絶対にいたくないwと思うリアルな空気が描かれていた。

20才そこらで自分が何者かなんて分かるはずがないよ。

高3の頃、就活で東京に集団面接に行ったがあれは地獄だったなぁ。見知らぬ土地で見知らぬ誰かと競い、見事に落ちる(しかしあれは本当に落ちてよかった)。
自分のレベルの低さを実感して、
嫌な思い出なんだけど、就職の辛さは体験できて勉強になったかな。もう二度とあんな思いは嫌だね。
そんな思いをしながら今、戦っている就活生さん。
頑張れとは言わん。肩の力を抜いて何かを見つけてほしい。


他人の目なんて気にせずに、もっと生きやすい日本になればいいのになーと思える映画でした。
ザウルス

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