私がこの作品のようなスーツを着て合同説明会に行って...というような就職活動をしてこなかったからか、誰にも共感できず、感情移入もできないまま終わってしまった。
自分の周りにもここに出てくるキャラクターのような人はいないし。
あと単純に主人公のキャラクターが好きじゃない。佐藤健も苦手なので相まって評価下がった。
原作者は『桐島部活やめるってよ』の朝井リョウ。
個人的に彼のストーリーは若者の言葉にしにくい感情や人同士の微妙な距離感の表現が魅力だと思ってる。
その点に関しては映画にも反映されていたように思うけど、正直わざわざ映画化しなくてよかったと思う。
知らず知らずのうちに自分も拓人みたいな人間になってないかと観ながら少し不安になった。
就活って同じような髪型格好させられるのに、個性や他人より突出したところをアピールしないといけないのか、、、不思議。
7/2018