Hirotoshi

何者のHirotoshiのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.5
最後の面接での拓人(佐藤健)のセリフが全ての嫌な雰囲気をぶっ飛ばしてくれた感じ。最初から最後の面接まで不快でどうしょうもない状態でしたが、ホッとしました。
SNSでしか自分の気持ちを吐き出せない気持ち悪さ、そしてそれを調べる事だけが相手の気持ちを探る手段という現代のコミュニケーション能力の低さに辟易する。
ただ、有村架純だけが昔ながらの恋愛観など、違った色を出しているのが印象的でもあった。
就活というものを通じて、現代の若者らしさと昔から変わらないものがある事を表現していたのかなぁと勝手に解釈した。
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