脂樽

特捜部Q キジ殺しの脂樽のレビュー・感想・評価

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)
3.8
頭脳明晰でも腕っ節が強くもない普通のひねくれた警官とその相棒の事件ファイル



感想
暗い、けど面白い、時効警察(時効とは言っていない)

主人公のカールはまるでシャーロック・ホームズのようなポジション、かと思いきや頭が特別切れるわけでもなく、銃の腕前がピカイチというわけでもない。
熱血でもないけど、信念はある系の主人公

その相棒のアサドはカールには俺しかいないと、腐女子大歓喜のような発言をするが、確かに信念だけで無茶な行動を繰り返すカールに、一般人は愛想を尽かすだろう
それでも付き合っていくアサドは聖人である

ゆるさもなければ救いもない。
スタイリッシュな事件解決が見たければ、本作とは別の映画を見ることを勧めたい。
脂樽

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