無限ループ。
ある空間に閉じ込められた二人と四人の家族。
場所も違う接点はない接点はない接点は・・・
狂おしい程の退屈が延々と続き、先の見えない苦痛と狂気の空間を延々と味わう事になる。
画面も時間経過が淡々と進み、見ているうちに気持ちが沈んでいきます。
しかし、どん詰まりのストーリーの中で物語は突然、終息に向かいます。
こうまで掴み所の無い作品も珍しい。
私の少ない語句では到底、伝えきれず。
高尚な作品でもないし、観念的、哲学的な要素も無い。
なのに、この独特の世界観。
スリラーと銘打っているものの、ノンジャンルな作品。
もう一度、もう一度見よう。
でも理解する自信も無く。