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チャイナ・ゲイトのsobayuのレビュー・感想・評価

チャイナ・ゲイト(1957年製作の映画)
3.5
最初ジョニーはリアが別の男の子供を産んだと勘違いして捨てたのかと思ってたら、ただのファッキン人種差別クソ野郎で驚いた。そもそもリアの事も「白人に見える」から愛したって最低な理由だし。あいつこそ死んで欲しいぜ。

フラーはそんな最低野郎を敢えて主人公に据えて~みたいなことを作品解説には書いてあるけど、じゃああのラストはどういう意味になるんだろう。黒人の彼が子供の手を引いて終わっていたなら分かりやすいんだけど。あのラストにするにはジョニーも改心したのだと信じられる描写が欲しかった。あいつ本当にちゃんと養育するか?し続けられるか?しなそー!!そもそも本当に連れ帰るかどうかすら怪しい。

メロドラマ的にはリアの裏切りを知っても態度を変えなかった少佐の方がよっぽどいいと思うけどな~。

恋愛模様の側面と当時の政治的側面、両方理解した上で鑑賞しないとよく理解はできないのかも知れない。でも自分の分かる範囲で観てもすごく面白かった。
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