このレビューはネタバレを含みます
評判よかったし期待もしてたけどこれは…。たしかにストップモーションはすごかったし画面の質感もCGでは出せない繊細な質感…と言いたいけどあとでCG加工しているのか人物の顔など特になめらかで、もう少し粗が観たかったという気持ち。
ストーリー最初は楽しんで観ていたけれど最後の方はひどい。KUBOのこれは物語だというフィクションアピールがすごくて萎えてしまった。何度も何度もこれは物語だから…というような事を繰り返しており、こっちはそれを百も承知でみているのに改めてそんな言われるとガッカリする。クレジットでメイキング映像が流れたのもきつかった。メイキングを観るのは好きだけど映画本編後のEDで流されると急に現実に引きずり込まれてしまう…余韻に浸りたかった。物語発言連発で余韻もなにもないけど…。
更にきつかったのがおじいちゃんが記憶を失った時に村人やKUBOがあなたは実はいい人だったんだよ！という事を口々に吹き込み自分を犠牲にして他人をたすけていた！という刷り込みを執拗に行なっていた。これがすごく気持ち悪くて例え悪役でもああまでいい人を刷り込みいい人を強制するのはいやだな〜と思う。
３つの武具が意味なかったというのはみんな言ってるので割愛。
