何気なく観たら
とても深い映画だった。
少し泣きそうになった。
母親の死を看取った後、
自殺を試みる主人公だが
なかなか上手くいかず…。
自殺幇助を行う謎の旅行代理店と
出会い…から始まる。
テンポも良く、映像がとても綺麗で
スタイリッシュ。
そして時にコミカルで
死に向かうんだから資産も人も
全部いらない!となってみたり、
いつ死が訪れるのかとやきもきしたりと
観ている側としてもハラハラ。
展開は思った通りに進んだが
終盤のシーンは悲しいというか
生きるって何なんだろう
死って何なんだろうと思い
胸が苦しくなった。
社会風刺が効いていて
その内、自殺は新たな旅です!
気構えずに!なんて
普通にありえそうだ。
もう既にそんな世の中なのかも…。
豪邸とダンスシーンは美しかったです。